作曲家・三枝隆のブログ

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ピアノ連弾「クリスマス・ファンタジー」

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ピアノ連弾「クリスマス・ファンタジー」Composed by Takashi MIEDA

 

 

ブルグミュラーツェルニー100番から30番あたりの難易度を想定。ステージ、発表会用。1stはオクターブ多用しているので注意。

ピース版楽譜はboothにて購入できます(600円)

musica-due.booth.pm

ピアノ連弾「クリスマス・ファンタジー」DL版 - musica-due - BOOTH

 

今年はコロナに始まりコロナに終わる一年でした。中国でクレーン車がたくさん稼働して病院作っている時は他人事のように大変だなーっていう感想でしたが、クルーズ船、イタリアでの騒ぎ、欧州、アメリカと来て、マスク不足、お花見のあたりの第一波と怒涛の日々。今も東京の感染者1000人行くのは年末か年始か、みたいな状況です。

そんな中でクリスマスを迎えました。世の中は自粛ムードですし、ライトアップなんかも切り上げたりして、あんまりクリスマスムードという感じではないかもしれません。 だとしても、やっぱり幸せな雰囲気というのは味わいたいですよね。

ピース版楽譜はboothにて購入できます(600円)

 

Allegro con brio。四分音符=120ぐらいで。 1stは4拍子、2ndは3+3+2です。お互いの拍子をよく聞いて、つられないように。

25小節からa'、2ndの音形が変わります。 33小節はカノンで。

40小節からBへ入る準備(経過句)になります。 45小節からB。1stは3-3-2のリズムパターンに。拍尾のes-esが左右で同じ音になるので、きちんと切って聞こえるように注意。

63小節からcになります。piu meno mossoは4分音符=112ぐらい。 74小節Allegro scherzando。4分音符=140ぐらい。 76小節TempoRubato、だんだんゆっくりになるような感じで。

78小節Allegro animato(Tempo giusto)、4分音符=140ぐらい。中間部(c-d-c')のc'部分に入る準備をします。テンポの変化をうまく出してc'に入るように。

84小節Tempo Iとありますが、冒頭よりも少し速めの4分音符=128ぐらいで弾くと良いでしょう。

108小節でA'の再現に入ります。1stのリズムは3-3-2になっています。

124小節からコーダ。marcatoではっきりと。aのテーマがカノンで出て、b部分の2ndウォーキングベースが同時に鳴ります。

132小節。十分にrit.してMeno mossoに入ります。morendoで消え入るように物語を閉じます。